中折・白鳩こども園から訪問がありました!~園の歯科検診について
毎年、歯科検診におうかがいしている中折幼稚園・白鳩幼稚園から可愛いお客様の訪問がありました。
「いつも歯を見てくれてありがとう!」って手作りのお手紙やカレンダーなどをいただきました。
早速、院内に飾って、みんなでニコニコながめてます。
うれしいやらかわいいやらで、とっても励みになります!ありがとうございました!
池田デンタルクリニック スタッフ一同
~幼稚園・保育園の歯科検診について~
幼稚園・保育園の歯科検診では虫歯の有無だけでなく、かみあわせ・小帯の異常(舌、唇の運動の異常)も記録しています。
かみあわせの異常は、先天性のものだけではなく、生活習慣や癖が原因の場合があります。幼稚園児のうちに改善が期待できるものや、小学生の低学年までに改善に取り組むべきものもあります。検診でかみあわせの異常を指摘された方は、ぜひ歯科医院を受診して、ちゃんとした診断・指導を受けましょう。
舌・唇の小帯(すじ)の異常も、発音や呼吸、飲み込む能力に大きな影響を与えます。こちらも早期の対応が必要な場合があります。早めに歯科医院で診断を受けて、必要であれば、何歳ぐらいで小帯の形成をするか計画を立ててもらいましょう。
今年から、「子供の口腔機能発達不全症」が保険診療導入されました。これは「はならび」「かみあわせ」「口呼吸(お口ポカン)」「はなづまり」「固いものを嫌う」「繊維が飲み込めない」「いびき・睡眠時無呼吸症」「ろうそくが吹き消せない」など、現代っ子の弱っていっている機能を対象としたものです。子供の「ロコモティブシンドローム」に注目が集まっていますが、「食べる・息をする」能力も弱っています。
こちらも歯科医院で口の機能を評価し、リハビリテーション指導を受けることができます。特に「口呼吸」「睡眠時無呼吸」は子供の健康に大きな影響を与えます。お子様の普段の様子・寝ている時の様子をよく観察して、上記のような症状のある方は、ぜひ歯科医院で相談してみてください。
院長 池田現人