保育園の歯科検診に行きました。口腔機能発達不全症について
元気な子供たちとふれあい、とても楽しかったです!
近年の傾向としては、虫歯は少なくなってきているように感じます。喜ばしいことです!
半面、かみ合わせや舌などの機能に問題のあるお子さんは増えているようです。
みなさんは「口腔機能発達不全症」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
簡単に言えば、かんだり飲み込んだりお話ししたり息をしたり…口やのどの機能が弱い事です。
なんとなく体重が増えなかったり背が伸びなかったりぼんやりしていたり機嫌が悪かったり…子供の発達に悪影響を与えている場合も少なくありません。
実は、数年前から小児の「口腔機能発達不全症」の診査診断・リハビリテーションなどが保険診療に導入されました。
子供たちの口やのどの機能が弱ってきていることに、国も危機感をいだいているということですね。
保育園・幼稚園の歯科検診で虫歯以外の項目が引っかかった方!
ぜひ、歯科医院で診査診断・リハビリテーション指導を受けましょう!
具体的な項目としては、開咬・過蓋咬合・反対咬合・交叉咬合などのかみ合わせの問題、舌小帯などの軟組織の問題等です。
以下、参考までに「口腔機能発達不全症」の審査項目を貼っておきます。
すべての子供たちが元気にすくすく成長しますように!
池田デンタルクリニック院長 池田現人
食べる機能 ・歯の萌出・かみ合わせ・かむ機能・かむ強さ・食事にかかる時間・片咀嚼・哺乳量、食事量
話す機能 ・発音の置換、省略、ゆがみ・口が閉じない・悪習癖・舌小帯の異常
息をする機能、その他 ・やせ、肥満・口呼吸・口蓋扁桃の肥大(扁桃腺)・いびき・睡眠時無呼吸・寝相
話す機能 ・発音の置換、省略、ゆがみ・口が閉じない・悪習癖・舌小帯の異常
息をする機能、その他 ・やせ、肥満・口呼吸・口蓋扁桃の肥大(扁桃腺)・いびき・睡眠時無呼吸・寝相
2022年11月02日 12:16